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中1の2学期の宗教の授業では校訓を学んでいます。
本校の校訓は「従順・勤勉・愛徳」。前回の授業で「“従順”とはルールに縛られることではなく、誰かを大切に思う基準をもって何が正しいかを見極め、行動すること」と学び、「勤勉」についてもいろいろと意見を交わしました。
「勤勉って、勉強だけしてればいいってことじゃないと思う…」「でも勉強も大事だし…」と意見交換しながら悩む生徒たち。そこで「勤勉」を理解するためのヒントとして、新約聖書の「タラントン」のたとえを読んで、「タラントン」が「タレント（才能）」の語源になったことを学びました。すると、本校が掲げる「勤勉」がただ勉強をすることではなく、自分のタレントを十分に発揮することと気づいた生徒たちは、「わたしのタレントって何だろう？」とさらに学び進めました。
来週は「わたしの、友だちのタレント探し」。自分の才能や強みをそれぞれ探します。宗教の授業では、ただ聖書を読んだり、解説を聞くのではなく、体験を通して一人ひとりがかけがえのない存在であることや、他者も自分も大切にする生き方を学びます。こうして「誰かのために自分の力を使うこと」が自然と身についていきます。