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学校生活

高2、高3選択生物の実験

薄層クロマトグラフィー法によるホウレンソウの光合成色素の分離の実験

シートが液を吸い上げていく過程から、光合成色素が種類ごとに分離する様子を観察しました

メスやはさみを使って慎重に解剖実験を行う生徒たち

「授業で聞くのと実際にやってみるのとはやっぱり違うね」など楽しそうに話しながら教室に帰ってきたのは高校3年生たち。
高3の選択生物の授業では、高1の生物基礎で学んだ腎臓や心臓の構造や働きについて復習しながら、ブタの腎臓と心臓の解剖実験を行いました。心臓では、特に心筋梗塞や弁膜症などの病気の原理について勉強するなど、丁寧に時間をかけて既習の知識と結びつけていきました。
高2の選択生物の授業で行ったのは、ホウレンソウの光合成色素の分離の実験。一見すると緑色一色に見えるホウレンソウの葉でも、黄色、青緑色、黄緑色など、様々なタイプの光合成色素が混ざっていることがわかり、生徒からは「おぉ!」という嬉しそうな声が。中にはハートの形で分離していく班もあり、「かわいいね」とほっこりした表情で実験に取り組んでいました。
選択生物の授業を受講している生徒たちの進路はそれぞれ違いますが、実験が好きという点は共通しているようです。手順を間違えないように声を掛け合ったり、実験成功の感動を共有したり、一つひとつの知識と経験を結び付け、学びを確実なものとして深めています。