お知らせ
学校長より 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2022年は、新型コロナウイルス感染症の常態化、国際情勢悪化に伴うエネルギー不足と経済不安、声なき人々の奪われた日常や園バスで失われた小さな命など、いくつもの大きな悲しみを経験しました。一方でささやかながら、あたたかなお恵みにあふれていたことに感謝いたします。特に本校においては、数年間ぶりに学校行事や研修旅行を、コロナ禍前に近い形で実施できたことは大きな喜びでした。高校生たちの「青春とは密なものなのです!」という言葉に勇気づけられ、笑顔で諸活動を乗り切ってまいりました。ご理解、ご協力いただきました皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。そして個人的には、最大限の感染対策を施したうえで、変異を続けるウイルスとの共生を探る段階にきているのではないかと思っています。
今なお私たちには困難な問題がいくつも降りかかってきていますが、今日から始まる2023年が、また1つの新たな扉を開ける時となってくれますように、そして多くの明るい話題を共有できますように、感謝の歩みを、ともに丁寧に進めてまいりましょう。皆様の2023年が、少しでも多くの幸せに満たされますようにお祈り申し上げます。
『私達は知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを』(ローマの信徒への手紙 第5章3~4節)
湘南白百合学園中学・高等学校
学校長 林 和