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高校2年生の情報の授業では現在、1年の締め括りとして学校の魅力を伝える動画を作成しています。動画編集では、ただ映像を切り貼りするのではなく「どのような情報を、どのように伝えるか」を考えながら企画・編集していきます。
生徒たちはまず、「学外の人に学校の魅力をアピールする？それとも、自分たちが学校の魅力を再確認できるような動画にする？」といった”動画を作成する目的”から決めていきます。それが決まったら、その目的に合うように様々なシーンを撮影します。校内のあちこちで撮影したり、ときには先生も動画に出演してもらったりと、自由な発想をする生徒たち。動画編集の際にも、「このカットはこう使おうよ」「BGMはどれがいいだろう？」と悩みながらも楽しそうな表情です。動画が完成したら、お互いの作品を鑑賞し、「自分たちが伝えたかった情報は、相手にはどのように伝わったのか」まで確認する予定です。
動画が情報発信ツールとして有力となった今、創造的な経験をもとに、情報をどのように伝えるか・伝わるのか、を考える機会を大切にしています。