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本校の「探究」の授業は、中1から高2までの段階的なカリキュラムで、自分なりに問いを立て、調査結果を分析し、結果を論理的に表現する力を身に着けていきます。
中学3年生のテーマは「環境問題」。各自で研究テーマを設定し、仮説を検証するために夏休みの期間を利用して実験・観察を行います。最後はその結果をICTを活用してまとめ、皆の前で発表します。
4月からスタートした授業では、環境教育の専門家の方による基調講演を経て、それぞれが自分の身近な関心を基に仮テーマを設定しました。ここからいよいよ、実験を計画する作業に入ります。生徒たちは、教科書に載っている実験を実施することには慣れていても、自分で実験を組み立てるのは初めてです。どのような実験をすれば、自分が調べたいことを検証できるのか、理科の先生方と対話しながら絞り込んでいきます。こうした経験が、大学の学部選択や現在の研究生活の基礎になった卒業生もいます。今年はどんな研究が出てくるのか楽しみです！