学校生活
高大連携講座 北里大学の先生による生命倫理講演
今日の放課後には北里大学の先生をお招きした講演会を実施しました。テーマは「尊厳死ー自己決定と生命の尊厳」。これは、今年度の「医療系ガイダンス」の第一弾として位置付けたイベントでもあります。今回は法哲学や生命倫理学を専門とする、北里大学の齋藤准教授のお話を、中1~高3までの生徒と希望する保護者の方100名以上が伺いました。
講演会では、どのように終末期の患者と向き合うのか、医療従事者としての葛藤や、法的な問題について、具体的な事例を踏まえながら説明してくださいました。「人生の最終段階をどう制御し、考えていくべきか」という問いで締めくくられた今回の講演会。”答えのない”生命倫理の問いに対して、医療系を目指す生徒も、そうではない生徒も、今回のお話が命について考えていく上で、一つの視点・出発点になればと願っています。