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本校が2007年の第1回から参加してきた、日弁連主催の高校生模擬裁判選手権。コロナ禍でオンライン開催が続いていましたが、今年の関東大会は4年ぶりの対面開催。神奈川県では応募校が多数のため出場校はくじ引きで決められ、本校は外れてしまいました。しかし選にもれた学校のために、神奈川県弁護士会により、本戦と同じ教材を使い弁護士2名を各校に5回も派遣するなど本戦同様の手厚い指導のもと、8月5日「神奈川県高校生模擬裁判交流戦」が開催されました。
今年の教材は大麻取締法違反の事件。被告人に共謀共同正犯が成立するかということについて、事件の見立てが難しい題材でしたが、本校高１の選手6名は見事優勝を勝ち取りました。本校は検察側も弁護側も教材をよく読みこんで主張を組み立てていた、と講評でお褒めの言葉をいただきました。当日初めて聞く相手校の主張に「ああ、こういう見方もあるんだと気づかされた」という本校選手の感想の通り、法教育の目的である「多面的多角的なものの見方」が獲得できた充実した活動でした。ご尽力いただいた弁護士会の先生方に篤く御礼申し上げます。