学校生活
数学探究講座
夏休み中には、数学の先生方による探究講座も行われました。中1は、「21を言ったら負け」ゲームの必勝法を考えました。「この数字を言ったら勝てそうだ」という気付きから「なぜその数字を言えば勝てるのか?」と、必勝法の理由まで紐解いていきました。理由が分かると、「それなら、30を言ったら負けというルールに変えたら必勝法はこうなるのでは!?」など、どのルールのときでも必勝法を考えられることに気付きました。そして最後は「xを言ったら負け」というルールの必勝法を考えることで必勝法の公式をつくりたい!と、1学期に学んだ文字式と結び付けて考えました。生徒たちも「数学で遊べるなんて思わなかった!」とわくわくした表情で取り組んでいました。
中2・中3では、同じサイズの紙パックなのに1000ml入っている商品もあれば900㎖の商品もあるというところから疑問を持ち、「紙パックにできるだけたくさん飲み物を入れるにはどうしたらいいか?」という課題を設定。紙パックを温めてみたり、湿らせてみたり自分たちで実験を進めていきました。講座後に「先生からこの条件を変えて実験してみましょうと言われるのではなく、どんな条件があるのかというところから自分たちで考えられて楽しかった。」と話してくれました。