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高校2年生は先日、「被爆体験講話」を実施しました。長崎平和推進協会の羽田様とお繋ぎし、原爆被害の実相と被爆体験を中心に、自らの貴重なご体験をお話くださいました。
講話を聴いているとき、何度も耳を塞ぎたくなる思いに駆られた生徒もいたかと思います。「あまりにも生々しく、この世界で起こった事実とは思えなかった。二度と同じ出来事を起こしてはならないと心から思った」と、感想を聞かせてくれました。
「あの日に何があったのか。」授業やテレビ、新聞のニュースを見聞きしていた生徒たちは、「原爆の恐ろしさ」についてもちろん知ってはいたものの、今回直接お話を聞くことで、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて感じることができました。原爆は「熱線・爆風・放射線」だけでなく、人々の心に、深い傷を残すものなのだということも、知ることができました。知っていたのは、恐ろしい原爆被害の一部。これから私たちが生きていく上で、大切なことは何かについて考えるきっかけとなりました。
今回、原爆の悲劇を受け止めた高校2年生たちは11月には長崎への研修旅行を予定しています。そこでさらに、学びを深めることができるかと思います。私たちは、この事実を未来へ残していくために、今後何をすべきか考え、行動していきたいと思います。