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学園創立88周年を迎え、記念ミサが行われました。ミサを司式してくださったのは学園チャプレンの谷脇慎太郎神父様で、生徒たちは皆で心を落ち着けて過ごします。谷脇神父様から「喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣きなさい」という聖句のご紹介があり、「私たちは、周りの人々と良いことも悪いことも分かち合って今ここにいるのだ」とお話をいただきました。共同祈願をはじめとし、それぞれが自分のためでなく周りの人々のために自分の力を使うことができるようにとお祈りをしました。
その後の聖パウロ・デーでは、全国の姉妹校とオンライン上で再会し、ルイ・ショーヴェ神父様の思いを振り返るビデオをともに見ました。ルイ・ショーヴェ神父様はフランスのルヴェヴィル村で弱い立場におかれた人々を見て、学校と教育の必要性を説いた方です。ショーヴェ神父様に賛同した村の娘たちは子どもたちに読み書きを教え、病人の看病に従事しました。ショーヴェ神父様や娘たちの思いを受け継いできた白百合学園。彼らの思いをこれからも生徒たちが繋いでいきます。