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中学1年生の社会の授業では、アフリカ大陸についての学びの発展編として「レアメタルをめぐる問題」を2クラス合同授業の中で考えました。
授業では「コンゴ民主共和国は資源が豊富ですが、最貧国の一つと言われています。それはなぜでしょうか？」という問いかけに、最初は「自分が暮らしている日本とはかなり遠い国だからよくわからないな…」「資源をうまく活用できていないのかな？」「先進国に搾取されてるのかな？」と周りと意見を交わしつつ、疑問の表情を浮かべていましたが、少しずつヒントをもらいながら、「スマホやPCなど身近な製品に使われているレアメタルが、紛争の資金に使われている可能性がある」ということに気づくことができました。そして、その状況を打開しようとしている人がいるということも学び、「コンゴは遠い国に思えたけれど、スマホをすぐに買い換えようとしないとかならできるよね？」「製品を買う時にはどんな材料が使わているかを見るのも一つだよね！」と自分たちにできることを考えました。
一人の行動では世界は大きく変わらないかもしれません。しかし、一人の小さな行動が世界を変えるきっかけになると気づき、生徒たちも地球に暮らす一人として意識を高めることができたようです。