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夏休みに入ったとは言え、校舎からは賑やかな声が聞こえてきます。夏期講習に参加したり、部活で汗を流したり…。そのような中で、黙々とパソコンの画面に向き合ったり、大きな布に筆を走らせたりしているのは、聖ポーロ祭実行委員の生徒たち。
聖ポーロ祭実行委員は、9月に行われる聖ポーロ祭（文化祭）の縁の下の力持ちのような存在です。部活動や委員会、その他有志の参加団体をまとめ上げ、全校生徒が安全に活動し、参加してよかったと達成感を感じられるようにすること、さらには来場してくださる方々にも楽しんでいただき、来てよかったと感じていただくことなど、様々な観点に気を配りながら準備を進めています。
それぞれの部門や実行委員全体で話し合いを重ねる中で、意見が違ったり、気持ちが伝わらずもどかしさを感じる時もあるようですが、誰もが共通して持っているのが、「文化祭という大きな行事を成功させたい」ということ。誰かが我慢をするのではなく、お互いを尊重するには何が必要かと、日々模索しながら準備に励んでいます。
今年のテーマは「The Only One」。生徒一人ひとりの個性が輝く、そんな文化祭になることを願っています。