ニュース&トピックス

聖光学院で行われた「理研横浜サイエンスカフェ」へ、希望する中学生が参加しました。探究講座として開講した今回の講座。”サイエンスカフェ”という名の通り、お茶やお菓子をいただきながら、リラックスした雰囲気の中、講座が始まりました。
講師として登壇して下さったのは、理化学研究所 環境資源科学研究センターの熊倉 直祐先生。なぜ研究者の道を選んだのか、という話題から始まり、「植物とカビのミクロな戦争〜自然界の知られざるバトル〜」というテーマで、感染しようとするカビに対して、植物が免疫センサーで対抗するが、カビもステルス戦略を持ってその認識をかいくぐる、という自然界で行われている壮絶なバトルがあることなどをわかりやすくお話くださいました。
実際にカビを増殖させているシャーレをみたり、そのカビの胞子を顕微鏡で観察したりすることもでき、生徒たちはワクワクしながら参加していました。
最後の質疑応答の場面では、聖光学院の生徒と共に積極的に質問をしていた本校の生徒たち。「研究で問いを立てたときに、どのように絞り込んでいくのか？」など、普段の探究活動に活かそうと質問をしていました。他校の生徒と共に、研究する楽しさ、難しさをじっくり考える時間になりました。