学校生活
中学3年生 カウンセラーの先生による心理授業
中学3年生は、スクールカウンセラーの先生による心理授業を行いました。本校には2名のスクールカウンセラーの先生がいます。生徒や保護者の方の相談ごとはもちろん、定期的に学年ごとに、成長段階に合わせたお話をしてくださいます。
カウンセラーの先生の授業は、ただお話を聞くだけでなく、生徒たちとの対話で進んでいきます。この日の授業のはじめは、「どうしてみんなは、自分の気持ちを表現できるようになったの?」という問いかけから始まりました。「言葉を覚えたから」、「でも、赤ちゃんは言葉は話せないけれど、泣いたり態度で示せるよ」と生徒たち。そんなやり取りから、赤ちゃんの成長についての話に及んでいきました。カウンセラーの先生によると、赤ちゃんと一緒にいることの多いお母さんでさえも、赤ちゃんの気持ちを30%くらいしか理解できていないとのこと。「それならば、お友達同士はもっと、互いの気持ちを理解できていないのかもしれないね」との問いかけに、生徒たちはハッとした表情を浮かべていました。お互いのことを理解し、気持ちよく学校生活を送っていくためのヒントをいただけました。
リーダーシップを取り、中学生の最高学年として学年をこえた活動も増えている中学3年生たち。心身ともに健康に過ごせるようにするため、自分の心と向き合う貴重な時間となりました。