学校生活
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中学1年生 カトリック雪ノ下教会での修養会
中学1年生は修養会でカトリック雪ノ下教会に伺い、細井保路神父様のお話を伺いました。修養会とは忙しい毎日の中にあっても心を落ち着け、神様と自分自身と向き合う時間を過ごす、カトリック学校ならではの行事です。
中学1年生のテーマは「自分を大切にすること、他者と関わること」。金子みすゞの詩「蜂と神さま」や、生徒たちに馴染みのある「主の祈り」、聖書のお話などを読みながら、「弱さのある私たちはつい自分と合わない他者を排除してしまったり、自分を優先させようとしてしまう。でも、神様は全ての人が幸せになることを望んでおられる。私たちは誰かに支えられ、今を生きているからこそ、私もいつかの誰かのために祈ること。これが自分も周りの人も、そして神様を大切にする生き方である。そして、不安なことや悲しいことなどがあった時はそれもお祈りに含めて神様に向かえばよい。」という温かく、勇気づけられるお話に真剣な眼差しで耳を傾けていました。
多感な成長期にあるからこそ、友人関係に悩んだり、他者と自分を比較してしまったりする生徒たちですが、どんな時でも自分を支えてくれる存在がそばにたくさんあると気づくことができたようです。「誰かのために祈ることは必ず実を結ぶ」という神父様のお言葉を胸に、小さなことから「愛」を実践する人に成長することを願っています。