ニュース&トピックス

高校3年生の授業は2学期で終了しますが、高3最後の生物の実験では、感染症の診断にも使用されるPCRを実施しました。DNA増幅の仕組みやバイオテクノロジーについての知識を復習するとともに、入試で出題されることの多い内容を実践を通して定着させることができました。試料となるDNAと一致するサンプルを探す、という課題で、生徒たちは内容を楽しみながら取り組むことができていました。各装置の働きを確認し、時に「なるほど！」「こういう仕組みだったんだね！」と納得しながら、実験器具の基本的な操作も復習できました。同級生と共に、実験室で意見を交換しながら過ごす時間が最後となり、生徒たちはこれまでの時間も思い起こしながら、実験を味わっていました。
冬休みが始まり、それぞれの進路に向けて自分の時間を完全に自分で管理する時期に入ります。これまでの同級生や先生たちとの絆を生かして、一人だけれど一人ではない受験の冬を過ごしてくれることを祈っています。