学校生活
高校2年 日本史探究の様子
高校2年生の日本史探究の選択者は、「鎌倉時代の武士の生活」を学習する中で、弓矢の稽古に励んだ武士の様子を絵巻物で学んだ後、先生の実演を見学しました。「こんな大きな弓矢を持って戦に臨んでいたんだ」、「馬に乗りながら操るのは大変そう…」と実際の迫力に圧倒されながら、教科書や資料集からだけではない学びを通して、確実に知識を定着させていきます。
実はこの弓矢は、学校にある竹林の竹を用いて、弓道部出身の技術職員の方が作ってくださったもの。古典の先生が『平家物語』の学習で使っていたものを、日本史の先生が鎌倉時代の学習の際に借りて授業で使っているそうです。
本校の生徒は学校にある自然やそれぞれの先生が培ってきたもの、様々な学びの結晶を力に成長していきます。自分がしてもらって嬉しかったことを、今度は誰かのために。一人ひとりが学びのバトンを次に繋げていくことを願っています。