学校生活
中学3年 高大連携 東大先端研特別授業
先日、中学3年生では東京大学の先端科学技術研究センター(先端研)の神崎亮平先生をお招きし「自然と共存する科学技術をもとめて」というタイトルでご講演いただきました。
大学の最先端の研究所の実態に始まり、科学が社会に対してどのような役割を担っているのか、科学から学ぶ世界の見方、など生徒たちの将来や日々の成長に重要な学びの機会をいただきました。
同じ花でも、ヒトの見え方とハチの見え方は大きく異なっていること、小さな昆虫にとって空中を飛ぶことはヒトの想像以上に大きな空気抵抗を伴っていること、ヒトが見ている世界には限界があること、など生徒たちにとってこれまでの常識とは大きく異なる視点を得ることができました。
講演会を通して学んだことは、人がお互いに相手の見えている世界を想像し、配慮することの大切さです。それによって世界の見え方や可能性が広がるということです。家族や友達、先輩や後輩との関わりから様々な経験をしている生徒たちが、今までと少し違う視点で相手と関わるきっかけとなりました。