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「ワレワレハ　ウチュウジンダ！」と言いながら楽しそうにしているのは中学1年生たち。理科の授業で化学分野を勉強している生徒たちは「気体の性質」を学ぶ中で「ヘリウムガスを吸うとなぜ声が変わるのか」を考えました。
ヘリウムガスは声を変えるパーティーグッズだったり、風船を浮かせるのに使われていたりと、私たちの身近なところで利用されています。空気よりも軽く密度の低い気体であるヘリウムの特徴を学んだ後、実際にヘリウムを吸って本当に声が変わるかを体験しました。
体験してみたいと手を挙げた生徒たちが言葉を発する度に「いつもと声が違う！」と大笑い。ヘリウムが肺から少なくなっていくと普段の声に戻る様子を見て、納得の表情を浮かべ、理解を深めているようでした。
本校の理科教育は中高一貫校の6年間という強みを活かして、実験を多く行い、体験の中で知識を定着させることを大切にしています。体験を通して驚いたこと、感動したことと知識を自分の糧にして様々な分野に興味を持って学びを深めてほしいと願っています。