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学校生活

生物部 たけのこ掘り

温かい日差しを感じる日が増え、本校の桜もすっかり緑一色になりました。季節の移ろいを肌で感じながら、生徒たちはさまざまな活動に意欲的に取り組んでいます。
先日、生物部では春の自然を生かした体験活動として、校内の竹林でタケノコ掘りを行いました。ガーデニングやオープンスクールの準備、部活動勧誘に向けた計画など、やるべきことが多い時期ではありましたが、「タケノコは待ってくれない!」という声とともに、生徒たちは季節のチャンスを逃すまいと竹林に足を運びました。
当日は生物部の部員に加え、興味をもった他の生徒たちも自主的に参加し、自然とのふれあいを楽しみました。「こっちにあるよ!」「この大きさでも食べられるのかな?」「まだ小さいね!」と声をかけ合いながら、斜面をものともせずタケノコを探す姿が印象的でした。用務員の方にコツを教わりつつ、協力して土を掘り進め、なかなか抜けないタケノコには交代で取り組むなど、自然と助け合いの姿勢も生まれていました。
生物部では、毎年1回の校外活動に加え、校内でも季節に応じた自然体験を取り入れています。こうした体験を通して、生徒たちは教室では得られない学びや感動、そして仲間とのつながりを深めています。多様な興味や関心を尊重しながら、一人ひとりが自然の中で主体的に学ぶ姿は、教育の根幹を形づくるもののひとつだと感じます。