学校生活
生物部の活動 解剖実験
先日、生物部では、部員たちが協力して鶏の頭骨の観察と解剖に取り組みました。この活動は、昨年度から進めている鶏の骨格標本作成プロジェクトの一環で、食事で出た骨を活用し、標本を組み立てています。今回の観察では、鶏の頭骨を用いて、脳の構造や各部位の役割について理解を深めました。
上級生が事前に解剖手順を学び、下級生にもわかりやすいように解説資料を作成しました。これにより、中学生の部員たちも安心して作業に取り組むことができました。観察中には、「人間はもっと大脳が発達しているんだよね」「飛ぶときに体のバランスを保つために小脳が発達しているんだよ」「間脳って、人間にとっても重要なんだよね」といった意見が交わされ、知識を共有しながら学びを深めました。
このような活動を通じて、部員たちは学年の枠を超えて協力し合い、共通の興味を持つ仲間とともに学びを楽しんでいます。今後も、生物部では自由な発想と探究心を大切にしながら、さまざまな活動に取り組んでいきます。