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湘南白百合学園は今年、創立89周年を迎えます。今日は全国に広がる姉妹校と学園の創立を祝う聖パウロ・デーが開催され、その後、学園創立記念ミサが行われました。
聖パウロ・デーでは、オンラインにて姉妹校と繋がり、白百合学園の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会の金子江美マス―ル（盛岡白百合学園）に「パウロの生き方」についてお話いただき、共に祈る時間を持ちました。
イエスと出会ったパウロは、人生の中で大きな困難にぶつかったり、たくさんの失敗してもその度に立ち上がり、家柄や性別、職業など人を分け隔てるものを超えて多くの人に愛を分かち合ったこと。そして、多くの人がその愛を受け継ぎ、シャルトル聖パウロ修道女会、さらには白百合学園が誕生したこと。今日時間を共にする私たち一人ひとりが、難しい状況にある世界のために、平和を広げていく使命を担っていることなど、たくさんの温かいメッセージをいただき、生徒たちは「自分が分かち合うことができる平和」について考えながらミサに参加していました。
神父様からも、パウロの生き方を通して、どのような状況でも神様を信頼して前向きに希望を持って歩むことの大切さを教えていただき、今恵まれた環境の中で学ぶことができることに感謝すると共に、その学びを他者のために使うことができる人になるようにと心を合わせました。