学校生活
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中学1年生 バリアフリーを学ぶ
中学1年生はバリアフリーについて学び、車いす介助体験や白杖体験を行いました。ビデオ学習や話し合いを通して、バリアフリー(障壁をなくすこと)に正解はなく、自分ができることをやる、思いやる気持ちが大切だと気づくことができました。
車いす介助体験では、ペアになって平坦な道や坂道、段差がある道などを実際に押したり、白杖体験では、白杖と友だちのサポートを受けながら階段やでこぼこした道を歩いて学校を一周したり、実際に体験することで、どのようなところに配慮すべきか学びを深めることができました。
生徒たちの振り返りを見てみると、「車いすだから、という理由ではなく、困っていたら助けるという姿勢が大切だと思った」「これが当たり前と決めつけてはいけないと思った」「電車の中などではスマホに夢中になるのではなく、困っている人がいないか見つけようとする姿勢が大切だと思った」など、目の前の課題を解決することだけではなく、その奥にある問題の解決にも目を向けることができました。
まだまだ成長途中にある生徒たちですが、自分たちの周りに無意識にある「バリア」の存在に気づき、持ち前の発想力と心の温かさを活かして、そのバリアの解決の一助を担っていってほしいと願っています。
