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中学2年生の音楽の授業では、リコーダー実技試験に向けた練習が行われました。課題曲は「星の世界」の三重奏。アルトリコーダーを使うにあたり、生徒たちからは「指使いが難しい」「高音や低音をきれいに響かせたい」といった真剣な声が聞かれました。
授業では仲間と協力しながら課題を克服する姿が。生徒たちは、3人で円になって音を合わせる、繰り返しフレーズを練習して改善点を探るなど、グループごとに創意工夫を凝らした練習を展開。指使いに不安がある仲間には、手元を見せながらゆっくりと演奏して教え合う姿も見られました。
また、授業前の休み時間には、早めに音楽室に来て先生に質問したり、音出しをして息遣いを確かめたりと、自主的に練習に励む意欲的な姿勢も印象的でした。
時に思い通りに演奏できず首を傾げる様子もありましたが、仲間と協力しながら美しい三重奏を目指す過程で、生徒たちは互いに寄り添う心や上達していく喜びを共有しました。このリコーダーの練習は、技術の習得に留まらず、協調性や豊かな情操を育む貴重な機会となりました。