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鎌倉学園とコラボし、探究講座「大正時代の軍人日記を読む」を2日間にわたり本校で開催しました。
講座には、中学1年生から高校2年生までの有志生徒が参加。挑戦したのは、大正時代のある軍人が残した「日記」の解読です。生徒たちは慣れない「くずし字」に苦戦しながらも、初めて顔を合わせたチームメイトと知恵を出し合い、一次史料と向き合いました。
単なる解読に留まらず、そこから浮かび上がる当時の時代観や湧き上がった疑問について、書籍やインターネットを駆使して深掘りし、プレゼン資料として集約。最終日には、史料から読み取った事実や独自の考察をグループごとに発表しました。短時間での作業とは思えないほど、鋭い洞察と示唆に富んだプレゼンテーションが次々と披露されました。
個人の内面や私的な記録を扱う「エゴ・ドキュメント」を通じた学びは、現代における情報リテラシーのあり方にも通じる重要なテーマとなりました。この経験を通じ、生徒たちが一つの事象に対して多角的な視点を持ち、物事を見極めようとする力を育んでくれることを願っています。