学校生活
冬期探究講座 医学部生と「選択」について考える
医療現場における「選択」について、トリアージを題材に、自治医科大学医学部生や、医学部で学ぶ卒業生の方をファシリテーターとしてお招きし、希望する中1〜高2の生徒がワークショップに参加しました。
参加した生徒からは「今回の講座では、病院に運ばれて来た様々な立場・年齢・症状の人たちの中で、誰を優先して治療するのか、なぜそうするのかを考えました。初めは、重症順に診ていけばいいじゃないか、と思っていましたが、複雑な状況が絡み合い、簡単に判断することが難しいと感じました」という感想や、夏休みにトリアージについて調べていた生徒にとっては、さらに学びが深まったという声も。
また「これから様々な選択肢とぶつかるとき、多角的に物事を見ることができるようになる第一歩になったと思います。選択するときは、自分の一番大切にしたいことを念頭におきつつ、多角的に物事を考えたい」というコメントをはじめ、今後、選択をする時に心に留めておきたい「考え方」に触れることが出来た、という声が多数寄せられました。