新校長着任のご挨拶
湘南白百合学園中学・高等学校長を務めておりました 谷口貞女 は2020年度をもって退任し、21年度より 林和(はやし かずこ)が新校長として就任いたします。新校長からのご挨拶を掲載いたします。
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新年度および着任のご挨拶
中庭の桜が満開の中、本日2021年度が始まりました。
湘南白百合学園は本年度、創立85周年を迎えます。
そして節目となるこの年に、本学園中学高等学校の校長に就任いたしました林です。これまでの長い伝統と歴史を礎に、今日からまた新たな歩みを進めていけることに大きな喜びと感謝の気持ちを抱いております。何卒宜しくお願い申し上げます。
私は、1997年から英語科教員として本校にお世話になり、その後、前任の谷口校長先生のもと、教頭、副校長を務めさせていただきました。勤務してきた23年間を通して感じてきたことは、湘南白百合の生徒たちは意欲的で、挑戦的でありながら、心優しく思いやりに満ちているということです。
本校は「愛ある人として」を教育目標に、国際社会の平和と発展に寄与しようと、様々な分野に踏み出す女性を育てる学校です。自分だけのためではなく、誰かのために、それが湘南白百合学園が大切にしてきた愛ある心です。
世界規模の感染症には、負の影響が多くありましたが、未来に向けての賢さが今ほど試されているときはないとの覚悟で、日々の取り組みを進めて参りました。学校においては、学ぶとは何か、学校の使命とは何かを、だれもが考える機会となりました。生徒たちのITリテラシーは格段に向上し、やがて未来を切り拓くような変革の場で大きな活躍をしてくれるものと期待しています。
緑豊かな環境の中で過ごす6年間の学びが、生徒たちの可能性を広げ、自己を実現していく原動力となりますように、教職員一同心を一つにして邁進していく所存でございます。どうぞ今後とも、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。