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学校生活

中1 宗教の授業の様子

本校は、1696年にフランスのルヴェヴィル村という小さな村で、無学で貧困に喘ぐ人たちを救いたいと思った一人の神父さまと三人の少女たちの活動から始まりました。
6月29日に湘南白百合学園創立85周年を迎えるにあたり、中1の宗教授業では「学園の歴史」を勉強しています。
学園の歴史を学ぶにあたって、まずは身近な教科書の値段を確認するところから。生徒たちは様々な教科書を取り出して眺めるうちに、「国語の教科書も、地理の教科書も0円って書いてある!」、「私たちの未来に期待を込めてって書いてある!」と日本の義務教育に気づきます。そこで、もしこの義務教育がなかったら…?と問いかけると、「文字が読めないから困る」、「計算ができないから買い物に行けないのかな」、「働けないかも」などと友人と意見交換しながら、最終的に「教育がないと貧困から抜け出すことができない」と気づきます。「だから、神父さまとマリーアンヌドゥティイたちは勉強を教えるところから始めたんだ!」とわかったところで今日の授業の終わりを告げるチャイムが鳴りました。
次回は学校の設立母体であるシャルトル聖パウロ修道女会が創設されて、日本に宣教に来るところまでを学びます。湘南白百合の誕生のお話に到達するにはまだまだ時間がかかりますが、生徒たちは一つ一つを自分で考え、学校の創立理念をゆっくりと丁寧に理解していきます。