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学校生活

1学期の終業式と感謝ミサ

真夏の太陽がまぶしい今日、無事に1学期の終業式を迎えることができました。
コロナ禍で不安の多い毎日でしたが、様々な方の協力のもと、授業や学校生活を無事に終えることができ、それぞれがホッとした顔で終業式に臨んでいました。
本校では、学期末にクラス一人ひとりが担任と面談の時間を設け、学習面や生活面についてお話をします。その中で多くの生徒が話していたことは、「去年は学校がなかったから、1学期は本当に楽しかった。行事ができてよかった。クラスっていいなと実感した。」ということでした。当たり前が当たり前でなくなった今、多くのことに気づき、感謝する姿が見られました。
そのような1学期の振り返りを経た後のホームルームの時間では担任が通知表を一人ずつ渡したり、夏休みを迎えるにあたっての諸注意などを伝えると、「次にクラスにみんなが集まるのは9月か…ちょっと寂しい」とクラスで過ごす時間を名残惜しそうにしていました。
放課後の時間には、チャプレン(学校付きの神父様)がいらしてくださり、1学期の感謝ミサが行われました。今日読まれた聖書箇所は「種を蒔く人」のたとえ。誰もが経験したことのない困難の中にある今、「私たちはそれぞれ考え方や受け止め方が違うけれど、相手のことを考えて、相手の痛みをわかる人であってほしい。そのような人こそが、このたとえ話の『よい土地』であり、そのような人の心に神さまの蒔いた種が実を結ぶ。」と心温まるお話をしてくださり、それぞれが自分の今ある状況を受け止め、しっかりとお話に耳を傾けていました。
明日からは夏休み。いろいろと制限はありますが、心と身体の成長に繋がる充実した夏休みになるように願っています。