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高2の宗教の授業は、自分のタレントを知り、それを他者のために役立てること、社会に目を向け、他者とともに生きていることに気づくことを目標にしています。
今日は自分自身を知るために「価値観カード」を使ってペアワークをしました。「チャレンジ」、「正確さ」、「独立」などランダムに出される約100個単語を「自分にとってとても大切」、「自分にとって大切」、「大切ではない」に区分してから「自分にとってとても大切」の中をさらに整理し、10個に絞ります。そして、その「自分にとってとても大切」だと判断した10個の単語を使って、自分を紹介する文章をペアの友だちに紹介するというワークです。
単純に見えて、意外と難しいのが「とても大切」な10個を選ぶ作業。「えー、悩む。これは捨てられない…！」、「自分を表す言葉にするって難しい」と言いながらも、「確かにわたしってこんな考え方してるかもしれない！」と納得しながら授業に参加していました。
他者のために自らの力を役立てるためには、まずは自分自身を知ることが大切です。自らのよさを知り、さらに人との関わりの中で磨くこと。生徒たちは学校生活全体を通してそれらを学び、卒業後の自分の姿を考えていますが、改めて授業で触れることで、多様性の中に生きる自分の姿に気づいたようです。