学校生活
学園記念日ミサを行いました
今日は学園記念ミサが行われました。
カトリック教会では、6月29日は聖パウロの祝日です。キリスト教を迫害する者から、その生き方を大きく変え、イエスの愛を宣べ伝えるために海外宣教に尽力したパウロ。
そのパウロの名をいただき、目の前で助けを必要とする人に手を差し伸べ、教育活動や福祉活動に従事しているシャルトル聖パウロ修道女会が設立した白百合学園。
本校は今年で創立86周年を迎えました。ミサの中で、「自分の生き方を変えることはとても難しいこと。しかし、自分が変わることで周囲を変えることができる。自分を変えることとは、他者との全ての違いを乗り越えて他者のために自らの力を使おうとすること。つまりは愛を持って生きること。」と神父様から伺い、「愛ある人として」を建学の精神に持つ私たちは何ができるだろうかと、自分の生き方を見つめ直す時間となりました。
ミサ後には「聖パウロデー」と称して全国に6校ある姉妹校とオンライン上で繋がり、それぞれの学校の特色を紹介し合い、互いに学園記念日を祝いました。自分の今持っている力を他者のために使うこと。それは特別な力がなくてもできることです。多様な個性を持った生徒たちが、与えられたタレントを活かし、その愛を分け合ってくれることを願っています。