生徒より
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SDGs有志団体S.E.E 小学校への授業

ごきげんよう!冠木門の紅葉が見頃の時期となりました。
私はSDGsの有志団体S.E.Eとして併設小学校に伺い、SDGsについて小学4年生と共に考えるという企画をさせていただきました。皆さんはSDGsで興味のある項目はありますか?今回は、中1から高2までの幅広い学年がイントロ班・世界班・ババ抜き班に分かれ、フェア・トレード・アフリカの労働問題・難民問題などについて説明し、SDGsにまつわるゲームを行いました。
皆が意識していたのは『小学生向けにわかりやすく、楽しく』と『発表は自信を持って』の二点だと思います。どの班もスライドの文字に振り仮名を振ったり、楽しいゲームを取り入れるなど、説明を明快にするための多くの工夫が見られました。1回目のリハーサルでは発表の声が小さくなってしまったのですが、準備を重ねるごとに自分たちもその問題について理解を深めることができ、自信に繋がっていったように感じます。知ることだけではなく、他人に説明できるようにすることで自分の理解も高められる事、そして練習ごとに反省点を見つけて、改善策を班全体で考え、実行する事の大切さを知る機会となりました。また、今までは関わりの薄かった学年の方とも関わる事ができ、低学年から高学年までの幅広く視野の広い意見が活発に行き来していて、自分の意見を述べるときに根拠や理由を共に述べる必要性も学ぶことができました。
実際に小学校にお邪魔してみると、説明やゲームを順調にできるか緊張していたのですが、小学生の方の笑顔と明るい反応に助けられました。頑張って準備したスライドやクイズに積極的に参加し、また意見を言ってくれて、交流できる楽しさと達成感を感じました。特にババ抜き班のSDGsババ抜きが好評で、小学生が景品を目指して楽しみながらも、真剣にSDGs目標達成にできることを考える姿が印象に残っています。小学生の皆さんはすらすら環境問題の解決策を提示してくれ、宗教でフェア・トレードマークについて学習したと言っていたので、環境問題が幅広い年代に定着していることを感じました。私は今まで解決策を言うだけで行動に移せていないことが多かったのですが、自分のこととして捉え解決策を習慣化していかなくてはいけないと気が引き締まりました。
ぜひS.E.Eで一緒にSDG達成に向けて取り組んでいきましょう。