生徒より
from Students
生徒より

生徒より

生徒より

SEEビーチクリーン

【生徒より】ごきげんよう!SDGs有志団体のSEEです。SEEではSDGs達成に向けて様々な活動をしています。先日、その一環であるビーチクリーンを片瀬海岸で行いました。
私は、今回で6回目のビーチクリーンの参加です。私にとってビーチクリーンは、ゴミを減らすということも当たり前ですが、この活動を見た人のゴミに対する意識が変わってほしいと思いながら参加しています。初回の参加から依然として多いゴミはタバコの吸い殻です。階段や植え込み、砂の中など意識して探さないと見つからない場所に捨てられています。そして、ビーチクリーンで大変なことはマイクロプラスチックを拾うことだと思います。マイクロプラスチックの元であるプラスチックの破片は分解されにくく、紫外線や波で砕かれてとても小さくなってしまいます。これらは海洋生物の誤飲にも繋がってしまうので、一つでも多くのマイクロプラスチックを拾おうという気持ちと共に、自分のプラスチック製品の使い方などを見直す機会となりました。また今回、印象的だったのは波際に落ちていたガラス(シーグラス)・陶器類の破片です。同じ場所に落ちていた4つのシーグラスはすべて厚さが違い、私の視界だけでもすでに4種類の瓶が波によって辿り着いていることに驚きや恐怖を感じました。ここで、皆さんは深海底に沈んでいるゴミはどのようなものが多いかご存知ですか?答えはレジ袋です。これは私が以前参加した、かながわか海岸美化財団主催の海ごみセミナーで扱われた内容です。レジ袋自体は軽いのですが、途中でフジツボや藻によって重くなり海底まで沈んでしまうので、地上では拾えたゴミも拾えなくなってしまいます。これから夏休みなどで海に訪れる人も多いのではないでしょうか?ぜひ足元を見て、自分にできる小さなことを行動に移してみてください。その勇気ある行動を見ている人はたくさんいます。