BWBクラブの活動 フードバンクへ
私たちBWBは、11月16日に平塚市立富士見小学校で行われた「ふれあいフェスタ」に参加し、地域の活性化を目的としたローカルアクションの一環として、フードバンク湘南さんのお手伝いをさせていただきました。この活動を通じて、地域の皆さんにフードロスやフードバンクの重要性を知っていただくことを目指しました。
事前準備として、当日展示するポスターを作成しました。ポスターの内容は、神奈川県内のフードバンク一覧表、フードバンクで寄付されやすい食品とその理由・特徴をまとめたもの、さらに海外と比較したフードバンクの現状についての資料など、多岐にわたりました。これらは単に情報を伝えるだけでなく、視覚的に分かりやすくまとめることを心掛け、誰でも簡単に理解できるよう工夫しました。
イベント当日は、作成したポスターの展示だけでなく、来場者に楽しみながら学んでいただけるよう、フードロスに関するクイズやカードゲームを実施しました。これらのアクティビティを通じて、大人から子どもまで幅広い年齢層の方々が私たちのブースを訪れ、多くの交流が生まれました。特に、子どもたちがカードゲームを楽しみながら「フードロスを防ぐ方法」を自然と学んでくれる姿は、非常に印象的でした。参加者からは「フードロスを防ぐために何か行動してみようと思った」「楽しいゲームを通じて知識を深めることができた」といった嬉しい感想をたくさんいただき、活動の手応えを感じることができました。
初めての大規模なイベントへの参加ということで、当初は不安や緊張が大きかったです。ブースに立ち寄っていただけるか、興味を持ってもらえるか心配でしたが、活動を進める中で徐々に自信がついていきました。また、フードバンク湘南のスタッフの方々からも「フードバンクやフードロスについてよく調べていて素晴らしい」とお褒めの言葉をいただけたことは、大きな励みになりました。
今回の活動を通じて、フードロスやフードバンクの重要性をより多くの人々に伝えることができたと感じています。同時に、私たち自身も多くの学びと貴重な経験を得ることができました。地域社会に貢献しながら、自分たちの成長にもつながるこのような活動を続けていきたいと思います。これからも、より多くの人々に共感していただけるような企画を考え、実行していくことで、地域全体の意識を高めるお手伝いができればと願っています。
（中3・Yさん）
