フィンランド研修に参加して
私は今年の夏、フィンランドへ1週間短期研修をしてきました。
この研修は、語学を学ぶのではなく、世界幸福度ランキングで1位に8年連続で選ばれているフィンランドの方々の生活や一生を知るという目的の研修でした。この研修に参加したきっかけは、長期休み探究講座のフィンランド大使館の方とコラボして行われる講座に中1の頃から参加していて、なぜフィンランドが幸福度1位に選ばれ続けているのか、自分で行ってみてみたかったからです。
研修のプログラムでは、幼稚園や中学校、高校、高齢者施設、フィンランドの農家の方のところを訪れ、研修期間のほとんどはホームステイでした。研修が終わってから午後はホストファミリーと美味しいご飯を食べたり、サウナに行ったり、森に行ったりとたくさんの思い出をつくりました。この研修で私が考えた幸福度1位の理由は、教育が心を追い込まないこと、人と比べすぎない社会であること、自然や休息を大切にする文化があることの3つだと思います。国土の7割以上が森林に覆われていることやサウナ文化などフィンランドの国土や文化的な理由もあり幸福度が高いことも確かですが、それ以上にフィンランドの方々自身の考え方が幸福度の高い国を作っているのではないかと考えました。それは、「人と比べすぎない」「自分自身を大切にする」「頑張りすぎず無理をしないことも大切」という考え方です。これらの考え方はフィンランドだけでなく、日本でも私達一人ひとりが意識すれば取り入れることができると思います。この研修を通して私が学んだことは、他人と比べすぎず自分を大切にすること、自分だけの小さな幸せを見つけてみること、完璧を求めて頑張りすぎないことです。
フィンランドが「特別な国」というわけではなく、フィンランドの国土や文化、そして人々の大切にしている考え方が幸福度1位に選ばれ続けている理由だと思います。私は今まで相手に流されやすかったり、友達と比べすぎて自分の中での正解やゴールを作って達成しようとしすぎてしまったりしていましたが、これからは完璧を求めすぎず、自分の意見や考え方を大切にしようと思いました。時には日本の「人と比べて自分の中での目標を作る」「努力をする」という考えも大切だと思います。しかし、しれで行き詰まってしまったり、自分に自信を持てなくなってしまったりするときにはぜひこのフィンランドの考え方を思い出してみてほしいです。
また、私はこの研修の内容や学んだことを鎌倉学園で行われた冬休みの探究講座で話してきました。鎌倉学園の方やフィンランド大使館の方、外部から来てくださった方がいらっしゃっていて、フィンランドでの体験と私が考えたことを皆さんに共有できました。フィンランドと聞いてあまり詳しいイメージやどんな国か具体的な部分まで知っている人が少ないなかで、フィンランドの方々の素敵な考え方を共有できて嬉しかったです。 ぜひ皆さんもフィンランドの人々の考え方を意識してみてほしいです。 (中3・Tさん)
