学校生活
探究講座「教育学って何だろう?」
長期休暇中に実施している「探究講座」は、各地の講師の先生とオンラインで繋がって、講義を聴いたり対話を行うものもあります。この夏に実施した「教育学って何だろう?」の講座もその一つ。上智大学共同研究員で、教育・アート・哲学という3つの領域にまたがって研究されている桐田敬介先生を講師にお招きして、生徒たちとの対話が行われました。
「語られなかった言葉にも耳を傾けていくー余白ーを見つめる」ことの意味を様々な書籍を紹介しながら、教育学の文脈でお話下さった桐田先生。参加した生徒は「”教育”というと、私たち子どもにとっては”与えられる”もののような感じがして、受け身の姿勢になってしまいがちだと思いますが、自分が教育者であるかどうかに関係なく、”まだ何か、私たちが見て見ぬ振りをしていることはないか”など考えて、探して、求めて、それをみんなで共有していくべきだと思いました。」と感想を寄せてくれました。
様々なゲストをお招きして、希望する生徒たちが学び合う「探究講座」。視野を広げ、新たな気付きを得る、生徒たちにとって豊かな学びの時間になっています。