学校生活
中1理科の防災授業
中1の理科では、地学分野のうち地震を起こす2種類の波について、その速度を求める方法を学習しています。地震発生から大きな揺れが起こるまでにどれぐらい時間がかかるか、震度とマグニチュードの違いとは…。地震の多い日本に住んでいるけれど実はよく理解できていなかったことが多かったことに気が付いたようです。
また、東日本大震災発生当時は1,2歳だったという中1生。当時、被災された方々がどのような体験をなさったのか、どれほどの恐怖と悲しみがあったのか、そして助け合う人の姿があったのか。震災の記憶をほとんど持たない生徒たちと共に、震災の教訓をゲームで伝える大学生のドキュメンタリー番組を見ました。被災した学校の様子や、当時を思い出して涙を流す大学生の姿、なるべく多くの人に自分の身を守る方法を伝えたいという大学生の想いを受け、真剣な眼差しで食い入るように映像を視聴していた生徒たち。自分たちが学んでいることが、実生活にも繋がっていることを体感したようです。得た知識を違う場面で転用したり、実社会での経験に紐づけたり。そうして生徒たちの学びは深まり、広がっていきます。