学校生活
高3選択生物 DNAに関連した実験
高校3年生選択生物の授業では、3時間かけてDNAに関連した実験を行いました。犯罪現場でみつかったDNAと、容疑者A~DのDNAのサンプルをPCR法で増幅し、電気泳動法でDNA片を大きさで分離し、その泳動パターンから犯人を推定する、という設定です。
1時間目は、PCR法でDNAを増幅するための薬剤や材料などをマイクロピペットで測り分け、PCR装置にセットするところまでを行い、2・3時間目には増幅したDNAを電気泳動にかけ、泳動後に染色する操作まで行いました。
サンプルの混入を防ぐため、実験用グローブをつけ、初めて使用するマイクロピペットや極小サイズのPCRチューブに苦戦しつつも、「ドラマみたい!」「格好いい!」など、気分を高揚させながら実験に臨んでいました。
多様な進路を目指す高校3年生ですが、大学で研鑽を積み、研究職に就く生徒もいます。体験を通して学びを深めたことが将来の糧になり、一人ひとりが活躍することを願っています。