学校生活
数学探究講座 チキンレースとトランプゲーム
中学生の希望者を対象に数学探究講座を実施しました。中1・中2はプラレールを使ってチキンレースを行い、中3はどうしたらトランプゲームで勝てるのかを2学期に学習した確率を用いて考えました。
チキンレースでは、偶然ではなく、確実にラインの直前で列車を止められるかを競います。そのための工夫をチームの皆で話し合い、実験します。ラインを超えてしまったら、列車をスタートさせる位置や高さを少しずつ変えてみて、また実験の繰り返し。最初は、「これって数学なの?」と思っていた生徒も「データをとったり、条件を変えてみたり、数学の考え方をしている!」と気付いていったようでした。トランプゲームでは、「ポーカーの必勝法が知りたい」という一言から、どの役がどのくらい出やすいのか、その確率を計算しました。実際に計算したことにより「こんなに確率の低い役が出たよ!すごい!」など、実感を伴ったものになりました。「実際にやってみることで納得できる」と生徒も話してくれました。
本日の探究講座を通して、生徒たちは、ただ問題を解いて答え合わせをするだけでは得られない楽しさ、面白さ、達成感、納得感を感じたようです。