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主の御降誕をお慶び申し上げます。本校では先日、一足先にクリスマスミサが捧げられ、全校生徒でクリスマスをお祝いしました。
聖書の中でイエスは「光」と表現されています。光は暗い場所を照らしたり、「希望の光」と言う言葉があるように希望を与えたりするもの。イエスの誕生を最初に知ったのは羊飼いや東方の博士たち、当時のユダヤ社会では差別され、虐げられていた人たちでした。彼らにとってイエスの誕生はまさに希望の光そのものであり、イエスは人種や身分を声で全ての一人ひとりに寄り添う存在だということが示されています。
今年は天災や戦争をはじめとする人災によって、今なお苦しみや悲しみの中で暮らし、クリスマスを迎える方々がいらっしゃいます。クリスマスとは単に楽しい日ではなく、喜びのうちにこの日を迎えられない方々を思って、自分のタレントを活かす日であると神父様から伺い、それぞれが自分にできることを考える時間となりました。
ミサ後には奉仕活動として、老人介護施設や児童養護施設などにお送りするクリスマスカード作りや雑巾縫いを行いました。
イエスの光を受けた私たちが、助けを必要とする人の希望の光となり、手を差し伸べることができるように願っています。