学校生活
中3体育 合気道
中学3年生の体育の授業では、外部の道場から講師の方をお招きし、合気道の練習をしています。合気道とは、相手と競うことのない和合のための武道です。試合や勝ち負けがないため、「負けてしまった」「自分は弱いんだ」など後ろ向きな感情を持つことはないよ、と講師の先生も教えてくれました。生徒たちがこれまでに経験してきたスポーツの多くには試合があり、勝ち負けがはっきりするため、合気道の「戦わない」という精神は新鮮に感じたようです。最初は「相手を投げてやろう!」としていたり、力が入ってしまっていた生徒たちも、練習を重ねる度に少しずつ相手と気持ちを合わせるということはどういうことなのかを感じ取ってきたようです。畳の上での慣れない動きもありますが、先生の動きをしっかり見ながら、受け身や基本的な技を習得しています。
合気道を通して、相手を尊重する気持ちや、誰かとの比較ではなく自分自身の成長と向き合う姿勢も身につけていってほしいと思います。