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中高6か年を通じてコース制は取らず、様々な個性や強みを持つ生徒同士が刺激し合い、学び進める本校の学習環境。高2以降は各自で時間割を作り、それぞれの進路実現を目指します。高2生も必修科目はクラス全員で授業を受けますが、その一つに家庭科があります。3学期に実施した「保育分野」の授業では、紙芝居・絵本作りを行いました。
授業では、まずは一人ひとりがお話のベースを作り、それをもとにして各班でオリジナルのお話を仕上げていきます。幼稚園児に分かりやすい内容、見やすい絵、理解しやすい言葉になっているかなど、相手のことを想像しながら作業を進めていました。それに加え、どうしたら自分たちの想いを伝えらるか？を考え、試行錯誤を重ねていた生徒たち。友達の大切さ、人との関わり方、命の大切さ、思いやりなど、どの作品もオリジナリティーに富んだストーリーが仕上がり、人形を作って動かしてみたり、立体的に見せる工夫を凝らしつつ、見ごたえのある発表会となりました。互いの作品を鑑賞することで気づくこともあります。それぞれの独創性の中に込められたメッセージに共感し、新たな気づきに繋がる時間になりました。