学校生活
夏期探究講座 生徒によるWFP講座
今日はWFP(国連世界食糧計画)の方をお招きして、夏期探究講座を実施しました。今回の講座を企画したのは、高校2年生の生徒。探究講座は先生方が企画をするものが主ですが、これは「生徒による、生徒のための講座」です。彼女は、春の探究講座でWFPの方からお話を伺ったことで「もっと多くの生徒たちに、世界の食糧問題について知って欲しい」という思いを抱き、企画を計画しました。WFPの方との交渉や、チラシなども自分で作り、迎えた当日。中1から高2までの20名以上の生徒が講座へ参加しました。
講座では、くじ引きによって、高所得・中所得・低所得の所得層別グループに分かれ、自分の住むレベルに合わせた食事をする”ハンガーバンケット”のロールプレイングやディスカッションを実施し、世界の食糧事情を身近に感じることができました。今回の企画を立案した生徒は「参加する前と後で、皆の顔つきが変わったり、考えの深まりを感じられた」と嬉しそうに話してくれました。
生徒のチャレンジに、多くの生徒が参加し、さらに次の問いや行動へと繋がっていくーそんな貴重な機会になりました。