学校生活
お茶の水女子大サイエンス&エデュケーション研究所 実験教室【化学編】
夏休み中の連携企画として実施した、お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所との理科実験教室。化学分野では「ペーパークロマトグラフィー」で黒色ペンのインクを分離する実験を行いました。
黒色のインクは、実は様々な色が混じり合って出来ています。それをペーパークロマトグラフィーで分離させると、様々な「色」が発見できます。生徒たちは、じわじわと黒いインクから色が分かれていく様を観察しながら歓声をあげていました。目の前で起きる変化は好奇心を掻き立てます。
黒色インクを分離させる時に用いる溶液によって、発見できる色とできない色があることに気づいた生徒たち。発見できない「色」はどこに隠れているのか、仮説を立てながら、それを検証するための実験を自分たちで組み立て、試行錯誤を繰り返していきました。
「今回この講座を受講して、実験の楽しさは勿論、仮説や予想を立てて実験方法を考え、実験を行いその結果から考察する楽しさを学ぶことができました。」と参加した中2の生徒。大学の先生のサポートのもと、問いに対するアプローチを自分たちなりに考え、チャレンジしてみるーそんな貴重な機会になりました。