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今年度、生物部では4つのグループに分かれて研究発表を行いました。代々行われている草木染や昆虫の行動の傾向の調査、キノコのふえ方についての研究など、学校で見つけられる生物を活用しながら、それぞれの興味をもとに探究していました。
疑問に思うことに対する仮説を立て、それを確認するための実験を計画し、実験の結果を分析・考察して文献調査を実施、さらにそれらをスライドにまとめて発表を行う、という一連の発表までの流れを見ていると、本校の中学3年で行う探究学習の理科的学びが存分に活かされていることを実感します。探究学習で理科的探究の手法を学んだ上級生たちが下級生とグループに分かれて自然と探究活動のノウハウが受け継がれていました。普段の学習が発展的に、学年を越えて共有されていく様子に、今後の活躍への期待が高まります。