学校生活
冬期探究講座 パレスチナ問題を考える×鎌倉学園
冬期探究講座では、鎌倉学園の生徒たちと一緒に「パレスチナ問題を考える」講座を実施しました。
午前中は、2019年に制作された『ガザ 素顔の日常』というドキュメンタリー映画を観て今回の侵攻前のガザについて知り、さらにパレスチナ問題の淵源を座学の授業で学びました。
午後は、今年の3月にパレスチナのヨルダン川西岸地区を訪れた県立サイエンスフロンティア高校1年の浅沼貴子(あさぬま とうこ)さんをゲストにお迎えして、平和について考えるワークショップに取り組みました。同世代の浅沼さんの行動やお話は生徒たちに大いに響いたようです。参加した生徒からは「私達も、何が起こっているのかという事実を知って周りの人に広める、偏見を持たず様々な視点から物事を見つめてみる、色々な人の意見を聞き、文化に触れてみるなど、平和な状態を作るための努力ができると感じました。」「講座を受けて、沢山の人にパレスチナ問題について知ってほしいと思ったのでまずは家族に今回の講座で学んだことを説明しました。」などの感想が寄せられました。学校を超え、同世代の仲間たちで世界の現状について考え、議論する機会になりました。