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本校では、教科の枠を超えた学習を通して、一生役に立つ学びの姿勢を身につけるために、「探究」の授業が設けられています。
課題発見や、調査手法、プレゼン技術などを中学生で磨いた後、高校生で取り組むのが、卒業研究です。これは高校1年時に自分で決めたテーマを、一年半かけて研究するというものです。自身の関心や志向を内省しながらテーマ設定することで、それぞれの進路を考え深めることにも繋がりました。今まで培ってきたスキルを総動員して、様々なアンケートや文献調査を行い、高校2年生たちは、ついに一人ひとりの論文を完成させました。現在は、それぞれの研究の発表会を実施しています。
発表会は同級生だけでなく、研究途上の高校1年生が見学に訪れます。高1生たちは、一年後の自分たちの姿を思い描きながら、自身の卒業研究の参考にしていたようです。中高で一貫した探究学習を通して、主体的に学び、より良く問題を解決する力をさらに育成し、生涯学び続ける力を身につけていきます。