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急な天候の変化でつい買ってしまい、家に置きっぱなしになっていたり、壊れてしまい、処分に困っていたり。ビニール傘は、私たちの身近にあります。学校にも使われなくなった傘がいくつかあることに気づいたSDGs活動団体のS.E.E.の生徒たちが「Umbrella Recycling Prgram」に参加し、校内にあるビニール傘を分解して、「PLASTICITY」にお送りしました。「PLASTICITY」とは、分解のしにくさからリサイクルが難しいというビニール傘に着目し、それを再加工して商品を製作、販売している企業です。
分解することに慣れていない生徒たちは「傘って意外に分解が大変」「雨を避けるものだからしっかり作られていて当然だよね」と慣れない手つきではありましたが、一生懸命作業に集中していました。
「便利な世の中」と評される私たちの生活の中にビニール製品はあふれており、それをゼロにした生活をすることは簡単ではありません。しかし、未来を考え、地球に優しい生き方をしようと立ち上がった生徒たちの活動が少しでも実を結び、誰かのために、何かのために繋がることを願っています。