学校生活
中2探究 平和について体験を通して学ぶ
中学2年生は「平和」をテーマに一年間を通じて探究活動を行っています。平和について調べるだけでなく、戦争を経験した方からお話を伺ったり、歴史博物館へ足を運んだりして学びを深め、自身で立てた問いへの答えを考えます。
今回は第二次世界大戦でシベリア抑留を経験された、西倉勝さんにお話を伺いました。終戦後3年間をシベリアで抑留され、そこで重労働を強いられ、いつか帰国することを望み、過酷な生活のなか生き延びたというお話を受け、生徒たちは「調べた時よりも、実際に経験なさった方から伺った言葉のほうが重みがあった。」と心を動かされていました。
また平和祈念展示博物館からレプリカのコートや手紙をお借りして、そのコートを実際に羽織るなどの体験も。「これじゃ重くて動けないよ!」と生徒たち。当時の過酷な環境を身をもって学んでいました。
西倉さんのお話やコートを羽織る体験を通して平和とはなにか、戦争で失うものとはなにか考えるよい機会になりました。