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本校の特徴の一つに、緑あふれる自然環境があります。森に囲まれたキャンパスに居ると、様々な鳥の声や爽やかな風を感じます。今回は探究講座として「森から学ぶ」を開講。東京農業大学の地域環境科学部 森林総合科学科から橘　隆一先生と学生の方々をお招きして、普段は入らない学園の森に入って調査・観察をしました。
森を散策しながら「この植物はイヌシデですよ」などと、すぐに先生から説明していただくことができ、生徒たちは素早くノートにスケッチをしていきます。また尾根沿いと頂上付近の土壌を採取し、成分を比較したりもしました。
「実際に尾根と谷部を歩いてみて、湿度や体感温度なども全く違って驚きました。沢山の植物も見ることができてとても興味深かったです。」と参加した生徒。「まるで大学で授業を受けているような感覚で自然について学ぶことができました。このような機会でしか聞くことができない貴重なお話を伺い、以前と森や自然に対する見方が変わりました。」と大学の先生とコラボしたからこその学びを得られた生徒もいました。参加した生徒から「学園の森で採れた食べれる植物を、家庭科の調理実習で使ってみては？」「とても良い香りがする葉や実や花を教室や廊下に飾って、森の中にある学校ならではの雰囲気にしてみたい！」など新たなアイデアも次々と出てきました。今後の活動にも繋がる、充実した学びになりました。